ハリ・ラインの結び方
メバル・ガシラの探り釣り(際)
胴付き仕掛けとは少し違った、オモリを固定しない仕掛けです。
オモリを引っ張らないので、固定より食い込みが良いように思います♪
ハリスの長さは、その時によって変えますが、僕の場合は、潮の速さにもよりますが、大体40㎝~1mとります。
この仕掛けは置き竿ではなく探り用ということで、イソメ・エビをフワフワと漂わせやすいようにハリスを長目にとっています♪ (当然、投げの誘い釣り・置き竿でも大丈夫♪) 際釣りは、今後このパターンで狙う事が多くなると思います。
気をつけることは、ハリスが長いので垂直に仕掛けを下ろすと絡みやすくなります。仕掛けはナナメ打ちで、少し張り気味で入れるのがポイントです♪
当たりをキャッチする方法としては、ラインを弛ませて当たりを待つとガッツリ食ってくれます♪
当然、誘いを入れて、オモリを少し浮かせた状態でも狙います♪
根魚を穂先のやわらかい短竿で岸壁際を狙う
僕の狙い方として、日中は、岩陰に潜んでいることが多いので、根を直撃して狙い、夜間は、根から離れてウロウロしていることが多いので、岩陰周りを狙います。
堤防では、堤防の基礎、継ぎ目、スリット、貝棚などをじっくり探ると面白いですね♪
①②の仕掛け
最近、基本的にこの仕掛けを使うことが多いです。エダスの結び目からオモリまでの長さを約5~10センチ、道糸2号・ハリス1.5を約40cm・針チヌ4号を結びます。
針はエサによってサイズが変わりますが、ガシラ狙いの場合は、大きめの針を使うと掛かりやすいし、外しやすいので、基本チヌの3・4号を僕は使っています。
夜間は蓄光タイプのオモリを使うと、魚にも釣り人にもよく見えるので仕掛けが扱いやすいです。
上のガシラ君は、夜釣りでキビナゴをエサに②の仕掛けを使い岸壁際を、ほぼ置き竿で狙って釣りました。基本的には仕掛けを底まで落とし、底から1メートルほど誘い上げてゆっくり落として止めて待つの繰り返しです。オモリは底から2~5センチほど浮かせて当たりを穂先でとります。
③の仕掛け
胴付き仕掛けで、エダスは狙う魚に応じて号数・本数を決めます。
(僕の場合は、道糸2号・ハリス1~1.5号・針チヌ1~2号を使います。)
主に、活きエビ・イソメ・オキアミ・貝などを餌に壁際を狙って、置き竿や、上からフワフワと底まで落とながら誘って狙います。
エダスの長さは岸壁によっても違うんですが、基本的に僕は30cmで、仕掛けを下ろして壁までの距離が遠い場合は長くします。
④の仕掛け
壁際の底、テトラや岩穴を狙う仕掛けです。(エサは、エビ・オキアミ・イソメ・魚の切り身etc.)
ハリスの長さを4・5cmにして、大きめのエサで根掛かりしないようにハリ先を隠して穴の中から引きずり出します。
テトラの穴を探りながら根魚を狙って引きずり出すので、道糸3号・ハリス1.5~2.5号・針チヌ2号を使います。
根魚をウキ釣りで狙う
底を重点的に狙う場合は、重た目のオモリを使って、底いっぱいに棚を決めてウキ止めを結ぶ。道糸2.5~3号・ハリス2~2.5号50cm、針はチヌ3~4号を使い、エサはイソメ・魚の切り身・活きエビ・オキアミ。ウキはオモリに合ったウキ(棒ウキでも円錐ウキでも好きなウキで狙ってください♪)
ハリスの長さは場所によって変わりますが、1メートル以内にしとかないと、すぐ根に潜られます。根魚の場合は当たりが出たら、あまり待たないで、小さな当たりでも合わせるようにすると根に入られにくいです。入られると仕掛けが太い分、口から外れて根掛かりでもしたら大変ですので、あまり気を抜かないようにしましょうね(^^;)
上の魚は、上から底狙いの仕掛けで釣りました♪(エサは青イソメ)
このときの仕掛けは、ウキ止め無し・道糸2.5号・ステンシンカー2G・ヨリモドシは使わずに直結・ハリス1.7号・針チヌ1.5号・ウキ0号(中通し円錐)
基本的にはウキ止めを使わず、中通し円錐ウキや、カン付円錐ウキを使って、仕掛けを漂わせながら底まで送っていき、ラインを軽く張って穂先で当たりをとります。
夜に石畳周りやテトラ周りを狙うときはウキが確認できれば、僕は電気ウキの電気をあまりつけませんけど、遠投して狙う場合や、ウキが確認できない場合は電気をつけます。
あまり大きく光を放つウキは、際では当たりが出にくかったんですが、棒ウキの1点灯タイプに変えたら当たりが出だしました。多分、気のせいかもしれないんですが、点灯していないほうが当たりは出るような気はします。
狙い方は、ウキ止め無しでフリーに探るか、ウキ止めを結んで、棚を攻めるかの2通りで、まずはフリーでやってみて、無理と思ったらウキ止めを結んでくださいね♪
イソメを使った全層仕掛け(ターゲット=ハネ・チヌ・メバル・グレ)
暗くなるとお腹を空かせた魚たちがウロチョロしだすので棚を察知するのに苦労します。
魚の当たりが無いときは、その棚を把握するのに、まずは全部の層を探ってみるのは欠かせません。そんな時に使用しています♪ 最近はこればっかりかな(笑)
全層ホルダーを使うとカン付きウキ仕様なので交換も楽ちん♪ 当然中通しのウキでもいけます!棒ウキを使用するなら普通のSICスイベルでも大丈夫です♪ ただ、軽い棒ウキタイプは、近場は狙えるが遠投ができないというリスクがあります・・・ 僕は投げたい派なんです(笑)
ハリスは1.7~2.5号を1~1.5mで、ハリはチヌの2.5号を主に使用しています。
左から、キザクラ「NF dongring/B」・釣研「LFレーザー/B」・ヒロミ産業「エビ撒き0.5」(これはオモリを巻いてB号にしています。)
釣り方
① ウキ止め無しの完全フリー (食い棚がわからない時に使用)
棚がばらけている時や、全く棚がわからない時に使用します。
当たりは、抵抗が少ないので食い込みは抜群!
② ウキ止めを使用(半誘導) (食い棚がわかっている時に使用)
棚を探って察知したときに①の状態から棚にウキ止めを結んで使用します。
当たりは、少し抵抗があるので①と比べると水中で止まる場合が多い。
③ ウキ止めを使用(半フリー) (食い棚の幅が中層から下にばらけている時に使用)
中層までは当たりがないが、中層から底に落ちるまでに当たりが出る時に使用します。
(中層までの落下スピードが速いんです♪)
ウキ止めを当たり棚の1.5mほど浅く結んで、オモリをウキがジワジワ沈む程度に合わせて打ちます。(僕の場合は0号のウキならBで、B号のウキなら2Bを打ちます。)
イソメが結構潮で引っ張られるのでエエ感じで沈んでいきます♪
いわば沈め釣りというやつですね。仕掛けが張るとウキが中層から徐々に沈んでいくので、ウキが見えなくなってから当たりが出る事もあります。イソメの夜釣りで使用するには集中力を要する仕掛けなんですが、僕的には一番面白い仕掛けだと思います♪
当たりは結構駆け引きがが重要で、ラインが「ツン!」と張った感じがしたら、そこから勝負が始まります。 違和感を与えると離す場合があるので注意が必要ですが、大概は離しません!(笑)
この仕掛けは、沖で「ガツン!」と掛けるのと、当たりから合わせの間が大変面白いので、今一番のお気に入りなんです♪