前打ち釣り
前打ち釣りは、とてもシンプルな仕掛けでチヌ&キビレをターゲットに遊ぶ釣りです。
ポイントは、石畳みやテトラがある場所。(僕は4月中ごろから狙います)
ポイント(かけ上がりをメーンにザックリと探ります。)
釣り方
ラインを竿が振れるぐらい出して沖目へ投入し、カニが底に着底するまで待ち、着底したらラインを軽く弛ませて20~30秒ぐらい当りを待って、当りがなければピックアップして打ち直しをします。チヌの動きが鈍い場合は1分程度誘いを入れながら当りを待ちます。(駆け上がりではカニが潜るのでNG)
この20~30秒の間で、カニを潜らせないために何度かカニを底からはがし(誘い)沖目から足元まで魚の泳いでいるラインを探ります。
一番アタリが多いのは、投入時から約10秒ぐらいの間ですので、打ち返しが基本となります。アタリは弛ませたラインに生命反応を感じたらアワセを入れます。
小さなアタリでも下右写真のようにつぶされています。
エサは主にカニを使用します。刺し方はいろいろありますが、なるべくカニが元気でいれるように刺します。弱って動かなくなっても喰ってきますが、僕は元気があるのが好きです。ただ、底が激しく粗いときは、カニさんには申しわけないですが、少し弱っていただきます(笑)
基本的に僕の場合は、オモリは小さめ(2Gから2B)を使っているので、ラインを結構走らせます。30cmサイズぐらいなら、かなり喰って走りますのでタイミングよくアワセてみてくださいね♪
タックル
前打ち専用4.5m~5.2m ズームを使えば楽ちん。
リールは落とし込み・前打ち用ドラグタイプを使用。
タモ枠は40cm~50cmぐらいで、タモの柄の長さは5m。
仕掛け
道糸(前打ち・落とし込み)用ラインがベスト。
ある程度浮力があるラインで、視認性に優れたものを選びます。(僕は普段2.5号を使っています。)
ハリス 1号~2号を約1~1.5m
ハリ 前打ち専用か落とし込み用の2号。最近はグレバリの7号も使っています。
オモリ 2G~3Bで、浅場ではオモリを使わない場合もあります。
掛かりが悪い場合は、ハリを変えたりオモリを小さくしてみたり、時には大きいほうが良い場合もありますので、いろいろ試して楽しんでくださいね。
落とし込み
自分が使いやすい長さ、色、間隔、浮力等でいろいろ悩んで楽しめます♪
チヌ 落とし込みライン
仕掛けは、落とし込みロッドにリールをセットし、道糸にハリス・ハリを結び、オモリを潮に合わせて調整するだけ♪ 簡単でしょう(笑)
ただ、エサの刺し方と落とし方に秘密があるみたいです。ここが一番重要かな♪
落とし込みの楽しさは、めちゃくちゃそこにあるので、ここは記載しないでおきます♪
(僕もまだ知らんだけですが(笑))
基本的には際に着いているチヌを狙うので、際を歩きながら魚を求めて落とし続ける釣りで、いつでも何処でも居着いているというわけではなく、チヌの食べ物(貝類)が着き出す季節が目安になります♪
チヌは潮の満ち引き、大きさで魚の居場所がコロコロ変わりますので、マイ釣りデータを取っていればポイントを絞って狙えると思います♪
夜釣り(イソメを使った釣り)
前打ちや落とし込みは、夕方になるとカニでのアタリがわかりにくくなりますので、青イソメを使って遊びます。同じタックルで、ハリのサイズとオモリの位置を変えるだけでバトルを続行することができます♪
釣り方
前打ち場は前方に投入して、イソメが着底したらゆっくりと底を這わずように手前、横に移動したり、底から50cmほど上げてゆっくり落としたりしながら、駆け上がりに沿ってイソメを操作して狙います。
波止際は、際を歩きながら横移動。夜は魚が浮いていることが多いので、主に水面~3mラインを狙いますが、季節によっては底の場合もありますので、まずは上から探っていきます。
ラインを際いっぱいに投入し、イソメを3mラインに沈めて当りがなかったら竿を進行方向へ先行させて、イソメを水面付近まで上げて斜めに落とすか、垂直に落とすかの繰り返しです。僕はイメージとして『への字』で探っていきます。
前打ち場
30cmぐらいのチヌの当りは、穂先をギューッと50cmほど引き込んだときに合わせを入れると結構外すことがあるので、2回目の引き込みまで待ってから合わせると確率が上がります。
キビレや40cmクラスのチヌは、当りも重たい感じでギューッと引き込んだり、前当りの後一気に走ったりするので、多分無意識に合わせを入れられると思います♪
仕掛け
・道糸2.5号 ・ハリス1.7~2号 ・ハリ(チヌ2~3号) ・オモリは0~0.5号を潮に合わせてイソメまでの距離を近づけたり遠ざけたりします。
波止際ではチヌ以外にもハネが遊んでくれます♪
夜のイソメを使った探り釣りは思わぬ大物と出会う場合があるので、なるべく太めの仕掛けで狙ってくださいね♪